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東日本大震災から8年が経って

体調を崩していて書き残せなかったけれど、3月11日に放送されたJ-WAVEのJAM THE WORLDでの東浩紀の発言が印象に残った。

チェルノブイリ原発事故では、事故から6年後に民間の有志によって博物館が作られて、それが後から国に認定されて国立博物館となった。

水俣病は、県や市だけでなく民間の資料館でも資料が保存されている。

阪神淡路大震災では、震災から7年後に「人と防災未来センター」が設立された。

広島の平和記念公園は、あれだけの被害があったにもかかわらず10年後に作られた。

しかし、東日本大震災はその手の動きが非常に鈍くて、8年も経過しているにもかかわらず事故博物館ができておらず、これから作ろうという動きすらない。

福島県富岡町に東電が設立した廃炉資料館があるのみだが、でもそれは東電の視点から記述された歴史であって、市民の視点が欠けている。

様々な視点から東日本大震災が語られなければならないはずだけれど、東京オリンピック大阪万博のお祭りムードなどで震災の風化は加速する一方で止まらない。祭りの興奮が冷めたときに、何が残っているのか。